愛知県名古屋市のフランス料理店「ル・プランタン」のシェフ、水野源太氏。
料理を通じて心と身体の「健康」を追求し、日々厨房に立つ水野シェフが、プジョーのスパイスミルに寄せる深い信頼と、その魅力について語ってくださいました。
プジョーミルとの出会い
プジョーのミルを「買おう」と思って探したわけではありませんでした。
以前は木製のミルを白胡椒と黒胡椒用で2種類使っていたのですが、ミル自体の容量が小さく、特に忙しい営業中に胡椒が切れてしまうことが頻繁にありました。
そのたびに補充に急いだり、調理中に胡椒をかけられないことに大きなストレスを感じていたのです。しかし、営業前に毎回補充するマメさも持ち合わせておらず...。
そんなある日、調理道具店で買い物をしていたら、透明なミルが目に入り、「これだったら一目で残量を確認できる!」と思って購入したのが、プジョーのミルでした。

初めて使った時の挽き心地のよさ
プジョーが誇る「切削加工技術を活かした刃(グラインダー)」が、胡椒をとても綺麗に挽いてくれると感じました。挽かれた胡椒が綺麗に弾けて、香りもしっかりと立ちます。挽き心地も非常に良く、リズム良く挽くことができるのです。
水野シェフ直伝!プジョーミル活用術
水野シェフが普段の料理で特におすすめするプジョーミルの使い方は、次の通りです。
- 仕上げに挽く: 食材の風味をダイレクトに感じることができ、香りが際立ちます。
- 焼く直前に挽く: 焼く直前に挽くことで、料理全体に豊かな風味を加えることができます。
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魚の臭み消しに活用: 特に、魚の皮面から焼く際、皮面を焦がしたくないため、身の部分に30分ほど前に白胡椒を挽き、臭み消しのマリネ効果と風味付けを行います。胡椒の挽いた面をフライパンなどで焼くと苦味の原因になるため、この工夫はデリケートな魚料理には欠かせません。(水野シェフの魚の焼き方は、皮目を9割ほど焼き、最後にひっくり返したらすぐにフライパンから外すスタイルです)
愛着が湧く、かけがえのないパートナー
水野シェフがプジョーミルで最も気に入っている点は、その**「愛着が湧くこと」**だと語ります。 「いい仕事をしてくれるので大切にしようと思います。とても大事な仕事道具ですね。」 と、ミルへの深い信頼を表現してくださいました。 また、握りやすく、汚れにくいデザインも、毎日使うプロにとって重要なポイントです。

プジョーミルが拓く、料理の新たな可能性
プジョーの優れたグラインダーは、胡椒のポテンシャルを最大限に引き出し、料理の余韻や風味を格段に増します。特に煮詰めて作るソース類は「シマリ」(味の締まり)が重要であるため、良い状態の胡椒が挽けることが、料理全体のクオリティを高める上で不可欠であると水野シェフは強調します。
プロ・アマチュア問わず、料理を愛するすべての方にプジョーミルをおすすめしたいと水野シェフは語ります。種類やカラーも豊富なので、おしゃれな贈り物としても最適です。
プロフィール
水野源太(みずの げんた) 名古屋調理師専門学校卒業後、レストランペリニヨン(銀座)他数店舗で修行。現在、父が経営するレストラン「ル・プランタン」(愛知)でシェフを務める。県内2ヶ所の調理師学校で講師として後進の育成に励み、フランス料理で食文化を発展する活動を行う名古屋フランス料理研究会では副会長・幹事長を兼任。

ル・プランタン 愛知県名古屋市に1993年オープン。食事を通じて心と身体の「健康」を意識したフランス料理を作り続けている。
